広島県、東広島市には、多くの日本人残留孤児、中国人留学生が居住しております。また中国人技能実習生も将来増加が見込まれます。その中にもちろんキリスト教徒もいますが、多くの人々が、まだ福音を全く知らない人々です。
　　来日後、教会に行こうと思っても、華僑系のキリスト教会を見つけられず、日本人教会に仕方なく参加する….そのようなメンバーが華僑による華僑のための教会の献堂を熱望し、祈祷会から始まった。これが広島基督教生命堂の当初の姿です。そして大阪基督教生命道の多大な支援を受け、2009年9月20日、広島基督教生命堂が設立されました。教会設立当初、2009年4月5日の第一回集会より教会設立までたった半年弱での準備期間でしたが、一度は設立すら断念を考えたくらい、様々な困難を乗り越えてようやくたどり着いた教会設立でした。
　　しかし、神様は万能の技をもって、私達を前例のない道へと導いてくれました。教会設立3年後、信徒の絶えざる祈りの中で、美しい教会堂を献堂され、信徒たちは想像以上の奇跡を目の当たりにすることとなりました。現在、礼拝参加者は40人以上で定着しております。復活祭（イースター）、クリスマス礼拝等の重要な礼拝では。70名以上数えるようになりました。また教会の聖書勉強会において信徒たちは、聖書が教える真理への理解を深め、霊の糧を与えられて、聖書の神の御言葉が生活において大きな力となっております。教会では、福音は、人生を良い方向へと神が変えてくださる、大いなる力だと信じております。そのため、福音宣教を重要視しております。教会の信徒は、初めて礼拝に参加された方に、積極的に福音の恵みをお伝えするようにしております。また3名以上信徒が集まれば、聖書勉強会を解説できるように努力しております。これらは神から与えられた使命だと、私達は強く信じております。
　　毎年、夏修養会、冬修養会をはじめ、バーベキュー大会、お花見、遠足等の各種行事を開催しており、多くの人々が良い交わりを通じて、神様の恵みを実際に感じられる機会を積極的に企画しております。この教会が、この地が神様に祝福されるように、またより多くの人々が福音を授けられる場所となるように、心から願い、日々祈り続けております。神の栄光があまねく至りますように。アーメン！